ロードスター用ドアウェッジ Sr3の初期型試作品の形状のヒントになったビートのドアウェッジ ですが、試作品を試していただいた方からビートオーナーからインプレが届きましたので掲載します。基本いただいたインプレそのままの掲載です。
ビート用も近日販売です!!
基本情報
車体
ホンダビート 平成6年式 181,000km
補強:メーカー不明前後タワーバー/プチロールゲージ(totofactory)
取付
非常に簡単。ソケットは手持ちの肉厚の薄いものを使用。説明書の手順通りに装着可能。
以下の動画はロードスター用ドアウェッジ の取付ですが、ビートも取り付け方法は同じです。
比較
純正は、上部でかなりえぐれていた。ゴム製で柔軟性がある。対してドアウェッジ は純正品に比べると硬めで剛性感に期待できる。(追記:OPENCAFE GARAGEのドアウェッジ はPOM製です)
装着前後で、運転席側リアをジャッキで持ち上げ、車体の歪みを想定してみた。
通常 | ジャッキアップ後 | |
純正 | 3.95mm | 4.40mm |
ドアウェッジ | 4.00mm | 4.00mm |
ドアウェッジ の誤差がない事に驚いた
インプレッション
気づき
ドアを閉めたときの音が明らかに違った。純正は「バイ〜〜ン」と響くような音だったが、ドアウェッジ 装着後は「バドム」という感じで、少し高級車っぽくなった。とても気持ちが良い。剛性アップにも期待が持てる。
街乗り
段差の度にプチロールバーがバキバキ鳴っていたが、ドアウェッジ 装着後は小さなピシピシ音が多く、バキバキ音がたまに鳴るようになった。車体の歪みが分散されたような感じだ。3cm程度のギャップを乗り越えたときは、右フロントが「トン」という感じでギャップをいなし、足回りがよく動いている感じがした。
ワインディング
同じコーナー、同じ速度でも車体のロールが大きくなったように感じた。同時に、タイヤの接地感・グリップが高まったようにも感じた。ギャップでハンドルを振られたコーナーも、どっしりとした安定感が得られた。タイトコーナーでもグイグイ曲がっていく感じだった。また、下りでのブレーキがよく効くようになったように感じた。まるで、前後がしっかりとつながったようだ。
高速
直進安定性がとても良くなった。レーンチェンジも車体は安定していた。ハンドルの揺れが少なくなったように感じた。
総評
このような小さなパーツでこれだけの効果が出たことに、とても驚いている。今のところメリットばかりでデメリットは全く見当たらない。高年式・低走行の車体はしっかりしているので効果を感じにくいかもしれないが、本機ビートの車体のヤレ具合には、とても相性がいいと思った。
純正品のえぐれ具合が少し気になったので、今後はドアウェッジ がえぐれていないか、気を付けて観察していこうと思う。